高速道路などでよく見かける電光掲示板にはLEDが使われています。LEDのみを並べても光が広がってしまうので、遠くから見たときにぼんやりと光るのみで文字や図形だと認識できません。そのため、LEDに光を集めるレンズを組み合わせることで直進する光となり、並べられたLEDを文字や図形としてはっきりと認識できるようになります。このような屋外向け電光掲示板の一部に、劣化しにくいシリコーンゴム製のASA COLOR LENSが使われています。
朝日ラバーの主力製品であるASA COLOR LEDは車の中にある各種スイッチの光源として使用されています。樹脂製のスイッチを通過した光の色が、樹脂の材質や厚みによって「白っぽい青」「青みが強い青」のように見え方が異なることを車メーカーでは課題に感じていました。朝日ラバーでは、コンソールパネルなどの実機を持ち込んでいただき、樹脂製スイッチを通過した光を測定して色合わせを行うため、車の内装全体に統一感を持たせることができます。