従業員一人ひとりが健康でやりがいを持って働き、個々の能力を最大限に発揮できるよう、ワークライフバランスを考慮した各種施策を展開しています。また、従業員の安全・安心を確保できる職場づくりに努めます。
当社の人事基本戦略として、従業員との対話を大切にし、安心・健康でやりがいのある働きやすい職場づくりにつとめます。従業員が公平に評価され、働きがいやモラールの向上につながるよう、資格等級制度、評価制度、給与制度を見直し、目標を必ず達成できる企業体質の構築を目指します。育成では、従業員の保有能力を把握した上でのキャリアアッププランの策定や管理職のスキルアップ制度の導入を進めます。また、自己啓発の促進につとめ、通信教育などは修了を条件に費用はすべて会社負担として自主的な知識の習得を支援しています。
朝日ラバーは、経営基本方針の骨子として「広く社会に貢献すること」「人間として成長していくこと」を掲げ、 一人ひとりの自主的な成長意欲や感謝の気持ちを重んじながら、常に社会や組織に最大限貢献できる人材育成を実施しています。
@人格と個性の尊重
朝日ラバーは、従業員一人ひとりが有している人格と個性を尊重し、ワクワクできる働きがいのある職場や自身が成長できる環境づくりを進めます。
Aコンプライアンスの推進
朝日ラバーは、果たすべき社会的責任を自覚し、コンプライアンスを遵守するため継続的に推進活動を行い、風通しの良い企業風土づくりを進めます。
B環境への配慮
朝日ラバーは、地球環境にやさしいゆとりと豊かさを実現できる社会環境と、安全、安心でイキイキと働ける職場環境の整備を進めます。
組織の生産性と活力を高めていくためにも、男女ともに柔軟な働き方と多様なライフスタイルを選択できる諸制度の充実を図っています。育児、母性保護、介護に関する制度の見直しに加え、柔軟な労働時間も見直しを進めました。男性の育児休業取得を推進するため、社内報の中で育休を取得した男性社員のインタビューを掲載するなど、活発な制度活用を促進しています。
一般事業主行動計画策定届
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出産・育児 | |
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育児休業 | 最長、子が1歳6ヶ月に達するまでの期間は育児休業の取得が可能 |
子の看護休暇 | 小学校6年生修了(3月末)までの期間、子1人の場合は1年につき5日間、2人以上の場合は1年につき10日間を限度として看護休暇の取得が可能。また、限度日数の範囲内で半日単位の取得も可能 |
介護 | |
介護休業 | 要介護状態にある対象家族1人につき、常時介護を必要とする状態ごとに通算93日間の介護休業の取得が可能 |
介護休暇 | 要介護状態にある家族1人につき、常時介護を必要とする場合、当該家族が1人の場合は1年につき5日間、2人以上の場合は1年につき10日間を限度として介護休暇の取得が可能。また、限度日数の範囲内で半日単位の取得も可能 |
柔軟な労働時間 | |
所定時間外労働免除・制限 | 子が小学校就学始期に達するまでの期間、また家族の介護を行う場合、深夜労働の禁止とともに、所定時間外労働の免除が可能 |
短時間勤務 | 子が小学校6年生までの期間、また家族の介護を行う場合、2時間以内の労働時間短縮が可能 |
ノー残業デー | 毎週水曜日はノー残業デー(間接部門のみ) |
半日単位有給休暇付与 | 1年につき20日分(半日単位での40回分)の半日単位の有給休暇取得が可能 |
時間単位有休休暇付与 | 年5日の範囲内で時間単位の有休休暇が取得可能 |
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
---|---|---|---|---|
産休取得者数 | 2 | 3 | 1 | 2 |
育児休業取得者 | 9 | 4 | 0(男性) 2(女性) |
3(男性) 2(女性) |
育児休業取得者復帰率 | 100% | 100% | 100% | 100% |
育児短時間勤務利用者 | 16 | 16 | 15 | 14 |
子の看護休暇取得者数・総日数 | 23(98.5日) | 29(134日) | 42(92日) | 52(252日) |
介護関連諸制度利用者数・総日数 | 3(6日) | 4(8日) | 13(14日) | 5(22日) |
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
---|---|---|---|---|
有給休暇付与日数 | 18.3 | 18.3 | 18.4 | 19.0 |
有給休暇平均取得日数(日) | 9.0 | 12.4 | 12.1 | 14.1 |
有給休暇平均取得率※(%) | 49.2 | 67.8 | 65.4 | 74.2 |
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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新規採用入社3年未満退職率 | 4.2% | 0.0% | 9.1% | 22.2% |
入社 | 4 | 2 | 5 | 3 |
退職 | 1 | 0 | 1 | 2 |
各工場では毎月安全衛生委員会を開催し、年間計画に基づく屋内外の設備や作業によるけが、化学薬品に関する事故、法令への適合状況、全社共通課題への取り組みなどを話し合っています。危険作業を伴う各工場では、月ごとに定められた重点項目に対してパトロールを実施し、指摘箇所に対する是正を行うことでより安全な職場環境を目指しています。
同委員会では、これらの活動に加え緊急時に備える緊急連絡網や消防組織の維持管理、長時間勤務該当者の確認など横断的に実施します。また、避難・消火訓練を開催したほか、災害発生時のインターネットを使った安否情報連絡訓練などは継続して推進しています。
朝日ラバーでは、健康経営を軸とし、従業員が能力を最大限発揮できるように「こころと身体の健康増進」に向けた活動を推進しています。ストレスチェックの実施はもとより、その結果からの集団分析結果を活用した職場環境改善の取り組みを行っています。
2023年度は55歳以上の方をターゲットにエイジフレンドリー活動として、脂肪量や筋肉量、水分量を計測して数値化し、健康診断結果と合わせた健康面談と産業理学療法士による運動指導を行いました。これらに加え従業員支援プログラム(EAP)などもWEBで利用できる環境を整え、病気による休職者の治療と仕事の両立・復職支援としてリワークデイケアを取り入れながら、一人ひとりの状況を加味した支援プランを運用しています。
また、産業医・保健師・当社管理部門が一体となった「健康支援室」は、特定保健指導を中心に食生活と運動の両面からの生活習慣病改善をサポートしています。郡山女子大学とは2022年度より健康にまつわる卓上資料の作成などで連携を開始しました。
2023年度は日常生活の中で取り入れやすい食事面をメインテーマとしたコラボ活動として、食物栄養学科の学生に来社いただき「今日からできる!おいしく減塩生活」に関する講義を行っていただくなどより連携を深めました。
従業員の健康への意識向上や病気予防の取り組みを全社一丸で進めています。
正社員 | 準社員 | 嘱託 | パート | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|
本社 | 36(5) | 0(0) | 2(0) | 1(1) | 39(6) |
大阪営業所 | 4(1) | 0(0) | 1(0) | 0(0) | 5(1) |
名古屋営業所 | 3(0) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 3(0) |
福島工場 | 74(21) | 0(0) | 0(0) | 1(1) | 75(22) |
第二福島工場 | 62(22) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 62(22) |
白河工場 | 95(30) | 0(0) | 3(1) | 8(8) | 106(39) |
白河第二工場 | 43(6) | 0(0) | 0(0) | 1(1) | 44(7) |
(株)朝日ラバー合計 | 317(85) | 0(0) | 6(1) | 11(12) | 334(98) |
Asahi Crosslink Corporation | 2(1) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 2(1) |
(株)朝日FR研究所 | 7(4) | 0(0) | 0(0) | 1(1) | 8(5) |
東莞朝日精密橡膠制品有限公司 | 155(90) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 155(90) |
朝日上海科技 | 3(1) | 0(0) | 0(0) | 0(0) | 3(1) |
総合計 | 484(181) | 0(0) | 6(1) | 12(12) | 502(195) |
男性 | 女性 | |
---|---|---|
20代以下 | 35 | 11 |
30代 | 71 | 26 |
40代 | 68 | 27 |
50代 | 51 | 17 |
60代以上 | 7 | 4 |
平均年齢 | 平均勤続年数 | |
---|---|---|
本社 | 49.5(37.3) | 17.8(14.0) |
大阪営業所 | 40.8(49.7) | 12.3(9.3) |
名古屋営業所 | 40.0(-) | 12.7(-) |
福島工場 | 42.9(45.5) | 17.2(19.3) |
第二福島工場 | 38.8(32.2) | 15.1(13.3) |
白河工場 | 39.5(41.0) | 13.7(14.9) |
白河第二工場 | 37.5(37.1) | 13.1(11.9) |
全社 | 41.4(42.3) | 16.8(17.8) |
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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中途採用社員数 | 7 | 9 | 4 |
中途採用比率 | 77.8% | 64.3% | 66.7% |
2023年度は、11月10日を研修の日として、全社員を対象としたハラスメントに関する勉強会を実施しました。外部講師による講義と、講義内容をもとにしたグループディスカッションを実施し、様々な視点からコンプライアンスを見つめ直す機会となりました。
今後も働きやすい職場づくりのため、様々な企画を実施していきます。