株式会社朝日ラバー

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環境・社会活動報告

人材マネジメント

朝日ラバーが目指す人材像

1.私たちは、一人ひとりが自立心を持って目標に挑戦します。

2.私たちは、個性を尊重しつつ人間性の向上を育み、仕事を通じて自己実現できる環境づくりを目指します。

3.私たちは、公平に機会を与え、公正かつ具体的に評価し処遇を決めます。

日々の創意工夫と改善努力のために明確な目標を持ち、自律的にチャレンジを続けることができる人づくりを進めています。職務の専門性や会社への貢献度に応じた職務等級制度を導入することで、階層ごとに期待される役割を明確化するとともに、努力し能力を発揮した従業員を公正に評価する評価制度と給与制度を整備しています。

●人材育成制度
持てる能力を十分に発揮し、さまざまな社会のニーズに対応できる豊かな人材育成のために、新入社員、現場のリーダーである主任や班長、管理職である課長や係長への階層別教育を行っています。また、専門スキルやマネジメントなどの研修に関しては社外教育も実施し、人材価値の向上を図っています。

子育て応援宣言ステッカー

●「子育て応援宣言」への登録
当社は2011年2月に埼玉県の「子育て応援宣言」に登録しました。
「子育て応援宣言」は、従業員の仕事と子育ての両立支援や地域における子育て支援を企業などのトップが宣言し、県に登録する制度です。従業員が仕事と家庭を両立し、豊かな生活を送ることができるよう、今後もさまざまな施策を検討していきます。

主な両立支援制度一覧
両立支援制度利用実績(国内事務所および関係会社)

ワークライフバランスの推進

●両立支援制度の充実
組織の生産性と活力を高めていくためにも、男女ともに柔軟な働き方と多様なライフスタイルを選択できる諸制度の充実を図っています。特に育児、母性保護、介護に関する制度の見直しに力を入れています。制度の整備にとどまらず、活用を促進するために、制度の周知徹底、ニーズ調査の実施、施策検討チームによる検討などに取り組んでいます。

森 福澤

Voice 勉強することで世界が広がった

上司の勧めもあり、社内の通信教育制度を利用してQC(品質管理)活動の勉強をしています。会社が終わって家に帰ってからできるときに少しずつ、わからないところは先輩に聞きながら進めています。以前は生産過程での不良に関して正直それほど気にしていませんでしたが、今では不良がなぜだめなのか、それをどのように低減していくかを論理的に考えられるようになり、業務の改善につながっている気がします。小学校から卓球が好きで、「朝日ラバー杯」を通じて知った当社の雰囲気は、話しやすく思いやりに溢れています。この勉強のおかげで世界が広がったので、ぜひ皆にも勧めていきたいです。

生産統括部 第二福島工場生産グループ 森 福澤

職場環境の安全

●労働災害発生ゼロの取り組み
労働安全衛生法の整備やリスクアセスメント、職場のヒヤリハット防止をはじめとする安全活動により、当社における労働災害発生は、2007年度よりゼロ件を続けています。
リスクアセスメントは、事故発生の前に起きるかもしれない危険性、有害性を予見し、リスクの高いものから低減処置を講じてリスクを下げ、大事故の発生を予防する活動です。2010年度は、福島工場および白河工場でモデル職場を選定し、それぞれ二次加硫と混練り作業を取り上げて、危険予防の改善活動を実施しました。

●安全衛生委員会の活動
毎月1回、福島、第二福島、白河の3工場合同で安全衛生委員会を開催しています。工場毎に実施している安全パトロールの改善報告や長時間残業者への配慮、メンタルヘルスに関する勉強会や討議などについて検討を行っています。
また3工場持ち回りで会場を設定し、他工場のメンバーを含む全員で安全パトロールを行っています。別の眼で工場を観察し、普段は気付かない危険の洗い出しに役立てています。白河工場の安全パトロールでは、通行者同士の衝突の危険が指摘され、通路にカーブミラーを設置しました。

●なんでも相談室の開催
2010年度より、社会保険や福利厚生手続きの相談から仕事や人間関係などの職場の悩みに至るまで、従業員が気軽に相談できる何でも相談室を月1回各工場で開催しています。担当者は労働法令や種々のメンタルヘルスセミナーを受講し、幅広い相談に対応できるようつとめています。今後も従業員が明るく健康的に働ける職場を目指して取り組んでいきます。

防災活動

2010年11月に福島工場で消防訓練を実施しました。
自衛消防隊の消化班24名が参加し、屋内消火栓と消火器の操作方法、注意事項の説明を受けた後、実際の設備を使用した放水訓練、消火器による消火訓練を行いました。まずは火災の発生を周囲に知らせるのが大変重要なことから、参加者は実際に「火事だ!火事だ!」と大きな声で叫びながら、真剣に訓練を行いました。その他、日頃から消火器の位置を確認しておくことなど、初期消火対応の基本について学び、有事に備えています。

消化器をつかた消防訓練

従業員の状況

従業員数(連絡):(2011年3月31日現在)
野崎万里子

Voice 勉強することで世界が広がった

工場では女性が意見を言う場が少なく、コミュニケーションが不足になりがちです。そこで「和〜なごみ〜」プロジェクトと銘打って、3工場の全女性従業員を対象に、工場ごとに昼休み時間を利用して皆でお弁当を食べながら話をする機会を設けました。はじめは話を引き出すのに苦労しましたが、回を重ねるごとにコミュニケーションの場としても位置づけられてきたように思います。さまざまな意見や、働きやすい職場づくりへの提案も出てくるようになり、その結果、会社にも加湿器の設置や、トイレの和式から洋式への改築などに取り組んでいただき、とてもうれしかったです。意見を言える場づくり、またそれをきちんと受けとめて改善に取り組む大切さを改めて実感しました。ライフイベントの多い女性がいきいきと働ける職場になるよう、これからも積極的にいろいろな活動に取り組んでいきたいです。

管理統括部 福島管理グループ 野崎万里子