革新的なアイデアで
朝日ラバーの未来を考える
生産本部 白河工場 技術グループ 係長
H.K
2005年入社
福島県立光南高等学校卒
経歴
2005年に入社して、今年で20年目。主にASA COLOR LED製品に携わる。1年目~9年目まで製造部門で働いたのち、2014年から技術部門に異動。現場の社員が働きやすい環境整備に注力している。
朝日ラバーを選んだ理由を教えてください。
高校3年生のときのこと。就職活動を続けたものの、進路が定まらず、悩んでいました。先生に相談したところ、「朝日ラバーはゴム製品を扱っている会社。技術力があるし今後伸びていくと思う」とアドバイスされ、さっそく工場見学へ。シリコーンゴムを材料として、卓球用ラケットのラバーや車載スイッチ用ラバーを製造する工程を見て、身近なところに使われている製品をつくっている会社だと知りました。私自身、世の中に役立ち、愛着を持っていただける製品をつくって社会に貢献したいと考え、朝日ラバーへの入社を決意しました。 あのとき、先生に相談しなかったら、朝日ラバーへ入社していなかったかもしれません。先生の言葉や、工場見学に行った際に感じた将来性を信じてよかったと、20年働くなかで強く感じています。
現在の業務内容を教えてください。
入社から現在まで、ASA COROR LED製品に携わっています。これは、シリコーンゴムに蛍光体を配合し青色のLEDに被せることで、さまざまな色をつくり出すことができるゴムキャップのことで、年々問い合わせが増えている当社の主力商品のひとつです。約10年製造部門を経験した後、技術部門へ異動。設備設計や工程設計、設備の改善・修繕などを行っています。これまではLED製品の製造をしていたので、ものづくりの環境を整える部門に移り、慣れない仕事に苦戦することもありました。図面を描いたことがなかったので、外部の講習に参加したり、先輩からのOJTに基づいた教育があり、右も左も分からない状態でしたが、少しずつ技術を高めていきました。 入社して、20年目になります。普段の業務のなかで心掛けていることは、人が働きやすく、操作しやすい設備設計をすることです。技術部門に異動して間もなく、私が主担当として設備を立ち上げました。当時としては私自身も装置も非常にチャレンジする面が多く、だからこそ課題も多かったです。なんとか立ち上げることができて生産を開始できた瞬間はうれしかったし、達成感を得られました。人材不足のいま、製品の品質を向上させながら、人に依存するのではなく機械を使った省人化・自動化を推進していきたいと思います。
今後の目標をお聞かせください。
今後は、新たな分野にも挑戦したいと考えています。たとえば、LED照明を活用したアグリビジネスへの参入です。LEDを使うことで、天候に左右されず、安定的に光を照射することができる。栽培した野菜を飲食店や直売所などへ販売し、地域と連携した新規ビジネスを進められたらと思います。ゴムを活用した製品を新たに開発することは、他社との差別化を図るとともに、社会貢献へのPRにもつながるため、これまでと違った視点でのものづくりを進めていきたいと考えています。従業員連携して新たな製品を生み出し、過去から積み上げてきた信頼と技術で、朝日ラバーの発展に貢献します。
1日の流れ
- 07:40
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出社
車で出勤する。
- 08:30
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業務準備
メールの確認や1日の業務内容を確認する。
- 08:45
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業務開始
設備やサンプルの評価。設備改善の対応。
- 12:00
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お昼休憩
職場の仲間たちと一緒にランチタイム。
- 12:50
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午後の業務開始
午前中の業務を引き続き行い、試験結果をまとめる。
- 19:00
-
退社
翌日の業務内容を確認し、退勤する。