株式会社朝日ラバー

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トップメッセージ

 「私たちは人を豊かにしてグローバル社会貢献度が高い技術会社になる」ことを未来に通ずる姿とし、2030年を見据えたビジョンを「AR-2030VISION」として定めました。その行動指針は、「ステークホルダー・エンゲージメントを高める」としています。会社は社会のためにあること、また持続的に社会の責任を果たして社会に貢献できる企業であり続けることを常に考えていきます。そして私たちを取り巻くすべてのステークホルダーとの対話を通じて、企業価値を高めてまいります。

 2023年4月からスタートする第14次中期経営計画は、テーマを「後継」と「Well-being」として検討を重ね策定しました。ESG経営を進化させ、4事業が新たな施策を持って2030年またその先の将来に向かって「新しいカタチ」に挑戦するステージに入ります。これまで以上に柔軟かつ好奇心旺盛な思考で行動し、取り巻く社会と一緒に成長を楽しむ計画です。
 私たちは、従業員一人ひとりが将来に向けてつなげていく活動を笑顔で取り組める、その活動を通じて幸せになれたと思えるような会社にしてまいります。そして、事業活動を通じて様々な方々と一緒に未来につながる「幸せなカタチ」をつくっていきたいと考えています。

 第13次中期経営計画の三年間は新型コロナウイルスの災禍の只中を歩んできました。グローバル規模で人々や市場の活動が予期せぬ災禍の中で最適な行動は何か、守るべき大事なものは何かを問い続け、試行錯誤を繰り返し、ここにきてようやく出口にたどりつきました。その出口の姿は、コロナ前に描いていた延長線にある姿とは違っていて、活動や思考の組み立て方が変化しているように思います。
 これからも様々な環境の変化が私たちに訪れて、そのたびに最適な行動は何か、守るべきものを守れるか、それを続けていけるかを問いかけ続けることでしょう。そんな中でも今、「後継」と「Well-being」の活動を続けていくことで、必ずその未来に私たちが最適な行動を選択できる力をつけることができると信じています。