株式会社朝日ラバー

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「ウイルス不活性化のための深紫外線LEDシステムの研究開発および実証実験」さいたま市令和2年度イノベーション技術創出支援補助金に採択されました。

株式会社朝日ラバー(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役社長:渡邉陽一郎 証券コード5162)および埼玉大学先端産業国際ラボラトリー(所長:綿貫啓一、大学院理工学研究科・教授)は、さいたま市令和2年度イノベーション技術創出支援補助金(特別枠:新型コロナウイルス感染症をはじめとする各種感染症)に採択され、ウイルス不活性化のための深紫外線LEDシステムの研究開発および実証実験を開始しました。

深紫外線(波長が280nm以下の光)は、殺菌・浄水、空気清浄をはじめ、ウイルスの不活性化にも利用が期待されており、深紫外線LEDの光を効率的に配光させる光学部材が求められています。

当社では、透明性の高いシリコーンゴムを使用したレンズの「ASA COLOR LENS」の製造、販売を行っています。

本研究開発では、ウイルス不活性化のための深紫外線LED用光学部材について、加工性に優れ、高透過率で安価な光学部材を開発し、高精度・低価格な深紫外線LEDシステムを製作し、製品化を目指します。

また、深紫外線LEDシステム、光触媒、抗菌剤などを組合せることにより、効率よくウイルスの不活性化可能なシステムを空気清浄機やエアコンディショナーに組み込み、フィルターなどに深紫外線を効果的に照射しウイルスの不活性化を検証します。

これらにより、マスクの着用、社会的距離の確保、手洗いなどの新型コロナウイルス感染防止対策に加え、深紫外線による空気殺菌機能を付加することで、より安全で安心な室内環境を提供することを目標としています。

以上

※ご参考

さいたま市のイノベーション技術創出支援補助金は、さいたま市における研究開発型企業の集積とイノベーションの創出を図るため、以下の技術分野に関する市内企業の研究開発及び実証実験の取組みについて「イノベーション技術創出支援補助金」を交付するものです。
https://www.city.saitama.jp/005/002/010/012/p038449.html

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