このたび、株式会社朝日ラバー(本社:埼玉県さいたま市)が、その原案作成から参画し、標準化活用支援パートナー機関として株式会社武蔵野銀行様のご支援をいただきながら進めてまいりました「照明器具用白色シリコーンインキ塗膜」に関するJIS規格が、2018年8月20日に制定されました。この規格化にあたっては、経済産業省の新市場創造型標準化制度※を利用いたしました。
このたび制定された規格は、照明器具用白色シリコーンインキの品質および評価する方法について定めたもので、これによりLED照明の高輝度化や省エネ、長寿命化の貢献が期待されます。
この規格の原案作成において、要求事項および評価項目、評価方法の提案、原案の本文執筆、各委員から得られたコメントの回答案作成、JIS原案作成委員会および分科会での議論結果の本文への反映などにおいて、当社が製品開発において得た知見を元にご提案しました。
○規格名 | 「照明器具用白色シリコーンインキ塗膜」 |
○規格番号 | JIS Z 8922:2018 |
○概要 | 基本的な品質(外観、反射率、白色度、密着性)、塗膜の耐久性、燃焼時の安全性、これらの試験・検査方法 |
本規格に関する情報は下記URLにてご確認できます。
http://www.meti.go.jp/press/2018/08/20180820002/20180820002-1.pdf
※新市場創造型標準化制度
・ 中堅、中小企業等が開発した優れた技術や製品の性能・品質を客観的に示すことができる評価方法等をJIS規格等の標準化を新たに作成するために経済産業省が創設した制度。
・ 標準化により、技術、製品の市場での信頼性の向上とともに市場での速やかな普及が期待できる