株式会社朝日ラバー(本社:埼玉県さいたま市大宮区、代表取締役社長 渡邉陽一郎、証券コード:5162)は、国立研究開発法人産業技術総合研究所の福島再生可能エネルギー研究所から支援いただいていた「風車用プラズマ気流制御用電極の特性評価」事業について、昨年度に引き続き、平成29年度福島県産総研連携再生可能エネルギー等研究開発補助事業補助金の研究テーマとして採択されました。
当社は、シリコーンゴムの高い耐候性と柔軟性、耐電圧性を生かして、独自の分子接着・接合技術により金属電極と強固に接合させることで、プラズマ気流を発生させ空気の流れを制御できる電極の開発を進めてきました。2016年4月より、福島再生可能エネルギー研究所の被災地企業のシーズ支援プログラムで、風車の翼に取り付けて雨風にさらされる屋外環境での使用を検証しています。
昨年度は、プラズマ気流制御用電極を風車の翼に取り付けて風雨にさらされる屋外環境での検証を進め、さらに今年度は、電極の製造に機械設備を導入することによって、プラズマ気流制御電極の品質・信頼性向上を図ります。風車以外にも空気の流れの制御に関する市場調査と製品開発を進めてまいります。
○テーマ名 : | プラズマ気流制御用電極の開発 |
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○技術支援内容: | 作製した電極について、風車環境と屋外地上環境において、プラズマ生成環境下での電極特性評価を支援いただきます。 |
○事業期間 : | 2017年6月から2018年3月まで |
○補助金額 : | 7,998,000円 |