株式会社朝日ラバー

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朝日FR研究所

1.研究所の使命・目的

技術開発型・高収益企業体質・人間の尊重という創業期の伝統を、新しい時代に実現させて、株式会社朝日ラバーを生成発展させるための開発部門。 具体的には、新規素材の開発や既存素材をニーズの変化に合わせて改良する事で
1.販売金額の柱を作る。
2.利益の源泉を作る。
3.社会から必要とされる:特徴ある素材開発をする。

2.目標達成のために

1)

人材
1)社会的責任を認識して、倫理観ある人間として成長する
2)自らが課題を見つけ、解決することができる人材が創出される

2)

研究・開発
1)市場トレンドを見て、訴求できる研究をする
2)自社の強みを強く認識する
3)重点集中化した取り組みをする
4)事業化のための量産検討のために、多方面に選択肢を持てるような原理的な研究をする
5)ニーズにマッチした研究開発の技術を確立して、引出しを増やす

3.朝日FR研究所の行う要素技術

表面改質(接着)、材料変性(配合)、シリコーンの技術

4.参考

要素技術の概念の説明

1)要素技術とは
朝日ラバーグループを支える技術の柱と位置づけます。ベースになる普遍的な技術のことです。
たとえば、グループの要素技術としては、
a.調色・調光技術、b.材料変性(配合)、c.表面改質(接着)、d.シリコーンの応用技術、e.金型設計、f.これらの加工・ものづくりの技術です。

2)普遍的な技術の必要性
図1のように、市場で、当社を認めてもらうためには、当社の付加価値が何かということを明確に差別化しなければなりません。
当社は、製造業(ものづくりの会社)ですので、社会に対して、「創って、作って、売る」というサイクルの中で世の中を豊かにするとコミットをしています。このように他が真似のできないものを作るということのためには、当社のコアとなる要素技術を深堀りし続けるということが最重要になってきます。当社の要素技術を高めることで、技術の裾野が広がり、それをベースとし、普遍的に製品に生かされていきます。

3)要素技術を深堀りし続けるということの重要性
時代と共に、環境が変わり、お客様の要求も変化します。また同業他社も創意工夫で差別化を図っていますし、昨日まで他業種だったのが、今日は同業に進出してくるという脅威も今は起こり得ます。そういう時代において、当社が常にお客様に支持されるための付加価値は、要素技術の確かさとそのユニークさです。
図2は、要素技術を特化しなかったり、今までの技術とはかけ離れている技術を盲目的に手掛けてみたりして、資源が分散して結果的に、要素技術を深堀りせず、その都度対応することによって、時代・環境に合わない製品しか提供できないということを意味しています。
図3では、要素技術の深堀りが継続的に行われることで、お客様に選んで頂ける製品を作ることができ、今後も経営基盤を強固にし続けられることを示しています。