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電磁波制御体

■電磁波制御体「ラバーファントム」とは

「ラバーファントム」は、携帯電話などの電子機器が作動するとき、人が近くにいると電磁波がどのように放射されるのかを測定するための疑似人体です。電磁波にさらされることによって、人間が吸収するエネルギーを測定するためには、人間と同じ電気特性や形状を再現した検体を使わなければなりません。生身の人間で測定することもできますが、年齢や体重、体調によって測定に差が出てくるため、標準化が困難です。従来は、人間の形にした容器に生理食塩水を入れたものや寒天、セラミックス等が使われてきました。 しかし、温度によって電気特性が変化することや、時間が経つと劣化してしまうことや、人間より質量が大きく扱いにくいといった課題がありました。


■特徴

「ラバーファントム」には主に5つの特徴があります。

●単独での直立が可能 ●安定した素材
●電気特性の調節が可能 ●任意の人体姿勢形状やパーツごとの製作が可能
●硬さや比重の調整が可能  


骨格の役割を果たす繊維強化プラスチック(FRP)を組み込んでいるので、マネキンのように単独で直立することができます。また、材質はシリコーンゴム製でカーボン・ナノチューブ(CNT)などの導電性物質を混ぜることで電気特性をコントロールしています。ここには当社の配合技術が生かされています。
そして、シリコーンゴムは安定性が高いため、使用する温度や湿度などの環境によって、電気特性が変化することはありません。シリコーンゴムは摩擦が大きく柔軟性があるので、手の部分に携帯電話を握らせることもできます。製造過程において測定用のセンサーやチップを埋め込むことも可能です。関連特許も出願しており、「ラバーファントム」の名称で商標も登録しています。

■ラバーファントムを使用した測定はどのようなもの?

電波を吸収し無反射の電波暗室で、端末(発信機)を持たせた「ラバーファントム」を設置し、回転させながら端末から電波を発信させ反対側の受信機で電波の強さを測定します。

■対応周波数・製品バリエーション・実績

■10MHz帯 人体通信対応

○人体通信用モデル対応
○円柱状 導電率制御検体モデル
○全身対応 導電率制御モデル

■950MHz帯 デジタルTV通信・タグ対応

○RF-ID用 炭素系電磁波制御シート(厚み:0.05m/m〜)
○全身対応 誘電率制御モデル


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